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みかえり乙女
みかえり乙女 オンラインショップ

那須塩原温泉の自然の風景

開発秘話

みかえり乙女シリーズのヒントは旅館の女将さんのきれいな「手」

塩原温泉に来たくても、なかなか温泉に出かけにくい世の中になってしまいました。
塩原温泉の旅館には、全国のお客様からそのようなお悩みのお電話やメールがたくさんとどいています。

塩原温泉ファンの皆様にも、ご自宅にいながら塩原温泉にいるかのごとく感じられる商品をお届けしたいと、塩原温泉の観光関連企業とミナト製薬の共同開発がはじまりました。

塩原温泉の方々と塩原温泉の魅力についてディスカッションを重ねていく中で、塩原温泉女将の会の皆様が声を揃えておっしゃるのは、塩原温泉は「美肌の湯」であるという事。

塩原温泉の泉質には天然の保湿成分の「メタケイ酸」が豊富に含まれており、湯上り後のお肌をしっとりすべすべにします。
温泉の泉質によって、肌の不要な角質をとり毛穴の汚れを取り、肌の脂分を洗い流す効果があることから、まずは、温泉の良さを体感しやすい「洗顔石けん」と、温泉パックのような使用感のハンドクリームを開発に着手しました。

温泉水配合石鹸

本当は、毎日、塩原温泉に入っていただき、温泉水で洗顔をするのが一番のおすすめですが、地元で生活をする女将さんではないとなかなか実現できません。
それならば、石鹸に温泉の成分を石鹸に閉じ込めてしまえば、塩原温泉で洗顔するのと同じような効果が期待できるのではとのひらめきです。

できるだけ石鹸には温泉成分をたくさん配合したい。石鹸についての研究がはじまりました。

石鹸は、大きくわけると2種類の石鹸があります。

  • 機械練り石鹸
    製造が簡単で、一度に大量生産できるため低コストで製造できるメリットがある反面、石鹸以外の成分をたくさんいれることができません。
  • 枠練り石鹸
    石鹸以外の温泉成分や、美容成分を豊富に配合できる反面、ほぼ手作りなのせ製造に3ヶ月の時間がかかること、一度に大量生産することができないデメリットがあります。

お使いいただいた方に、塩原温泉に来なくても、しっかり温泉の効果を実感したいただきたいために、枠練り石鹸で開発することを決めました。

塩原温泉は150ヶ所以上の源泉があり、日本にある9種類の泉質のうち6種類の泉質があります。
その豊富な泉質のうち、洗顔石鹸にはどの泉質を配合するかどうかの検証作業がはじまります。塩原温泉のどの源泉にも天然の保湿成分「メタケイ酸」が豊富にふくまれため、どちらの泉質を配合しても、お客様にとても喜んでいただける石鹸になることは間違いないのですが、すこしでもいい石鹸をつくりたいとの思いから、泉質毎に試作を繰り返しました。

試作を進める過程で、配合する温泉を変えるだけで、びっくりするほど、洗い上がりがまったく違う石鹸となることもわかりました。

今回は、石鹸にもとめられる「つっぱらない」「汚れをしっかり落とす」2つのポイントに絞り込み2種類の洗顔石鹸を開発しました。

洗顔石鹸用の泉質は硫酸塩泉(しっとり)と炭酸水素塩泉(すべすべ)

顔を洗った後肌がつっぱったり、肌のカサカサのお困りの方には硫酸塩泉配合(しっとり)
潤い補給のできる化粧水のような作用が期待できる硫酸塩泉を洗顔石けんに配合することにより、しっとりお肌を目指します。
おでこや鼻の周りなどのTゾーンが脂っぽい反面、頬やあごなどはかさついてしまう方には炭酸水素塩泉配合(すべすべ)
炭酸水素塩泉は石鹸のようなはたらきがあり、肌の不要な角質をとったり、毛穴の汚れをとったりする効果があります。

塩原温泉の魅力は天然の保湿成分「メタケイ酸」塩原温泉の泉質とその特徴

関東でもトップクラスの150カ所以上の源泉数があり、泉質の種類はなんと6種類(全9種類中)。全国にあるほとんどの温泉がここで味わええることができる本格的な温泉地です。
30分もあれば温泉地をぐるっとひとまわりできるコンパクトな温泉地に、福渡温泉、塩釜温泉、塩の湯温泉、畑下温泉、門前温泉、古町温泉、中塩原温泉、上塩原温泉、大網温泉、新湯温泉、元湯温泉の11の温泉が湧いてます。

①塩化物泉

海水に似た食塩を含む温泉。塩分が汗の蒸発を防ぐことで保温効果が高いという。
特徴
塩分が多いので、舐めるとしょっぱいと感じる。「熱の湯」とも呼ばれ、保温効果が高く、湯冷めしにくいのが特徴。
効能(適応症)
冷え性、きりきず、やけど、関節痛、筋肉痛、腰痛、打ち身、捻挫、婦人病、皮膚病、リウマチなど

②炭酸水素塩泉

皮膚の清浄作用や浴後の清涼感があり、肌がなめらかに。飲泉では痛風や慢性胃潰瘍・十二指腸潰瘍によいという。
特徴
「美人の湯」とも呼ばれ、ツルツルの感触で肌をなめらかにするので女性に人気!飲用は糖尿病や肝臓病にも効果があるとされるが、飲すぎには注意です。
効能(適応症)
切り傷、やけど、慢性皮膚病、じんま疹、アレルギー、美肌、胃腸病、神経痛、関節痛、糖尿病、膀胱炎など

③硫酸塩泉

保湿ヴェールのような泉質。とくに「ナトリウム-硫酸塩泉(芒硝泉)」は、しっとり系化粧水や入浴剤にも取り入れられている、うるおい成分。乾燥やカサカサ、それにより衰えがちな美肌力を活性化していくはたらきがあります。
飲泉で慢性便秘の改善や胆汁の分泌を促す。
特徴
日本では数少ない温泉。無色透明なので単純温泉に似ているが、味は苦い。芒硝泉、石膏泉、正苦味泉に分かれる。
効能(適応症)
動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮膚病、美肌、じんま疹、アレルギー、慢性便秘など

④硫黄泉

硫化水素ガスのにおいと湯の花が特徴。末梢血管拡張や肌を滑らかにしてくれる。
特徴
保温効果を発揮する温泉。肌にやさしい上に美肌効果もあるので、「美人の湯」と言われる温泉が多いが、金属をつけると腐食し黒くなるので、アクセサリーなどは要注意
効能(適応症)
リウマチ、運動障害、しもやけ、創傷、糖尿病、通風、便秘、慢性気管支炎、肩こり、冷え性、美肌、疲労回復など

⑤酸性泉

酸性が強く殺菌効果が高いため水虫に有効という。肌の弱い人は浴後、真水で洗うとよい。
特徴
別名「直しの湯」「仕上げの湯」。強い殺菌効果があると言われ、入浴すると多少肌がしみるような感じがあるかもしれない。キツイと感じる方は入浴後は真水で温泉を洗い流すことがオススメ。
効能(適応症)
腺病、神経痛、胃腸病、皮膚病、消化器系疾患など疲労回復、神経痛、筋肉痛、肩こり、腰痛、ストレス解消、便秘、神経まひ、リウマチ性疾患、健康増進、美肌効果、水虫など

⑥単純泉

泉温が25℃以上で、無色透明・匂いが無く、一般的に入りやすい泉質。単純温泉のなかでも、pHが8.5以上をアルカリ性単純温泉といい、美肌の湯とも呼ばれている。
効能(適応症)
疲労回復、神経痛、筋肉痛、肩こり、腰痛、ストレス解消、便秘、神経まひ、リウマチ性疾患、健康増進、美肌効果など

1888年創業ミナト製薬のはじまり

ミナト製薬の生産拠点は、栃木県那須塩原市にあります。
2011 年の東日本大震災に伴う原子力発電所の事故では、福島県で大規模栽培していた弊社の青汁用野菜畑が大きな打撃を受けました。しかし、那須塩原市近隣の観光関連業者は、それ以上の風評被害による甚大なる影響を受けてしまいました。
当時、弊社で何かお手伝いできることはないだろうかと思考錯誤した結果、健康的なスポーツイベントを通じて、風評被害に対抗しようと始めたのが、トレイルランニング大会のプロデュースでした。
たくさんの健康的なランナーが福島や栃木の山々に訪れ、この地域の安全性を発信していただけました。
これを機に、地域観光関連の皆様のとの交流が深まり、現在は、畑違いの製薬会社ではありますが黒磯観光協会のメンバーとして、地域貢献活動をさせていただいております。

「下野新聞」平成26年1月3日掲載トレイルランニング大会
会津-那須越県ロングトレイル2019の様子

ミナト製薬の地域貢献事業

このような取り組みの中、那須塩原市にもたくさんの観光のお客様が戻り始め、新たな局面を迎え “地域をPRできる事”を考えていた矢先、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックにより、その需要が崩壊してしまいました。
那須塩原市には、年間約 900 万人の観光客の皆様が訪れる塩原温泉・板室温泉の 2 つの大きな温泉地がありますが、ここも例外ではなく大きな打撃を受けました。
有効的な新型コロナウイルスの対策は、人流の抑制。地域が持つ課題は、観光客を取り戻すこと。この相反する課題の解決策としてたどり着いたのが、感染拡大を防止しながら地域の魅力を発信し、経済活動を活発にしていくことでした。

“環境変化に対応する” 先代から受け継いだ柔軟性

まず私は現状調査のために那須塩原観光協会に向かいました。私は那須塩原市在住なので街の様子から現状が大変なことは想像が出来ましたが、旅館の宿泊客の減少や経営環境の変化に直面している状況を知り、観光関連事業者の方たちの元気の素となるような “地域への愛着や誇りをPRできる商品” を開発したいと考えました。
私の仕事のモットーは、現場に行って「生の声」を聴く事。
塩原温泉は「塩原十一湯」と呼ばれる泉質の異なる 11 の地区に分かれ、約 200 ケ所もの豊富な源泉を誇る関東でも有数の温泉郷です。
コロナ禍ではありましたが、温泉を知り尽くしている塩原温泉の女将さんにアポイントをとりました。
印象的だったのが、コロナ感染防止対策に追われながらも気丈に元気に頑張っている女将の姿。そうした中でも女将さんの肌ツヤは目をみはるものがありました。
これは温泉効果に違いない!と思い “地域への愛着や誇りをPRできる商品” は “旅館の女将がおすすめしたい物” であると確信しました。

これが、塩原温泉旅館女将の会とミナト製薬の共同開発「みかえり乙女」が誕生した背景です。